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杵築藩浅黄半襟逃散一揆について

印刷用ページを表示する掲載日:2014年10月4日更新

杵築藩浅黄半襟逃散一揆(杵築藩浅黄色半襟強制着用拒否逃散一揆)とは。

 幕府からの命令により、杵築藩では、文化2年(1805年)、今から200年以上前、領民の守るべき法律が発表されました。その中に「被差別民衆は、衣類の上着には全員水色の襟をかけること。」という法律がありました。当時の服装は、派手な色は厳禁だったので、水色、つまり浅黄色の襟を着用していればいやでも被差別民衆とわかるのでした。

 かれらは、このようなひどい差別を進める藩に対して敢然とたちあがりました。隣藩の島原領へと集団逃散を実行したのです。どんなおとがめがあるかわかりません。死を覚悟してまでの悲壮な決意でした。こんなひどい差別は絶対に許せない。人々は野を歩き、山を越えて、老人や乳飲み子を家に残して、帰る保証もない逃散を実行したのです。

 結果としては成功したのですが、逃散に至る過程、そして百日間にも及ぶ逃散の日々、家に残った者も、逃散した者も、心身ともに苦しい日々があったことを忘れてはいけません。

 杵築市では、差別の本当の苦しさ、人々の知恵と勇気と団結を学び、心情に接してもらうために、「くらしの中の人権講座」「人権サポーター講座」等でフィールドワークを開催しています。

〇参考文献

・大分県部落解放小史

・おおいた部落解放史第7号、第15号

※ご覧になりたい方は、隣保館で貸出を行っています。

 

☆「杵築藩浅黄半襟逃散一揆」のフィールドワークの様子

 杵築市では、隣保館の主催する「くらしの中の人権講座」等で、杵築史談会 会長 久米忠臣先生に長年「フィールドワーク」の専任講師をお願いし、「浅黄半襟逃散一揆」のフィールドワークを実施しています。このフィールドワークは、当時の被差別民衆が逃散したであろうコースをめぐりながら実施しています。

〇隣保館集会室での講話の様子

くらしの中

      講師:杵築史談会 会長 久米忠臣先生

〇中野庄屋屋敷での見学の様子 

フィールドワーク1

〇波多方峠での様子

フィールドワーク2

〇波多方峠からの杵築の風景

フィールドワーク3

 〇杵築領と島原領の境界の石碑前での様子

フィールドワーク5

 

☆教材「歩け希望の光に向かって」

  この教材は、杵築藩浅黄半襟逃散一揆を題材に「いじめ」にさらされている少年が、勇気づけられる内容を教材として作成され、学校教育に活用されています。

歩け1

      〇教材「歩け希望の光に向かって」挿絵より

お問い合わせ先

 教材の購入等のお問い合わせは、下記までお願いします。

  公益社団法人 大分県人権教育研究協議会
  〒870-0951大分県大分市大字下郡496-38 大分県教育会館内
  Tel:097-556-1012  Fax:097-556-0864