風しんの流行にご注意ください
更新日:2020年03月24日
風しん患者が昨年の3倍に
平成30年8月28日、国立感染症研究所より、今年に入って報告された風しんの患者数が、昨年1年間の3倍近くに達したと発表されました。
特に、首都圏を中心に30代から50代の男性の感染が多くなっています。
この時期は、多くの人の往来が見込まれることから、今後、全国に感染が拡大する可能性があります。
風しんとは
風しんの潜伏期間は2週間から3週間。症状は、軽い風邪症状で始まり、主に発熱や発疹、後頸部リンパ節腫脹、目の充血など。くしゃみなどで広がります。妊娠初期に風しんに感染すると、おなかのこどもにも感染して、生まれてくるこどもが、先天性風しん症候群(難聴、先天性の心臓病、白内障、聴力障害等)になる率が高くなります。
感染を防止するために
1. 成人男性の風しん対策
これまで、予防接種を受ける機会のなかった30歳代から50歳代の男性に対し、風しんの抗体検査・予防接種の無料クーポン券を3か年にかけて段階的に送付します。
対象者は、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までのあいだに生まれた男性です。
まず、クーポン券を使って、無料で抗体検査を受けていただきます。抗体検査の結果、陰性の場合には、クーポン券を使って無料で1回予防接種を行います。
検査や予防接種の際は、検査機関や医療機関などに、必ずクーポン券と免許証等本人確認書類を持参してください。
クーポン券には有効期限があります。券面に「有効期限2020年2月29日」と書かれたクーポン券は、有効期限が2021年3月31日まで延長されています。券面に「有効期限2022年3月」と書かれたクーポン券の有効期限は、2022年3月31日です。
なお、クーポン券を失くす等された場合、再発行できますので、健康長寿あんしん課にお問い合わせをしてください。
fushin_kuponsaihakkoousinseisyo.doc(ワード:22.5KB)
1.以外の方については、以下をご覧ください。
なお、2.以降に該当する方には、大分県が実施する無料の抗体検査制度を利用していただくことができます。
また、3.以降に該当する方には、抗体検査の結果が陰性であっても、予防接種費用の助成はありません。
2. 妊婦の夫、妊娠を希望する方又は妊娠する予定のある方
抗体検査の結果が陰性の方は最初の予防接種に対して、予防接種費用の助成制度があります。
3.妊娠を希望する方又は妊娠する予定のある方の配偶者、同居の親族
4.妊婦の同居の親族
予防接種費用の助成
- 1歳以上2歳未満はMR(麻しん風しん)1期、5歳以上7歳未満(小学校就学前1年間にある方)はMR2期の予防接種を無料で接種できます。
- 妊婦の夫、又は妊娠を希望する方(いずれも19歳以上)は、風しん予防接種料金の一部を市が助成します(1人1回のみ)。
費用助成の詳細については、担当課までお問い合わせください。
風しんワクチン予防接種費用助成申請書
この記事に関するお問い合わせ先
健康長寿あんしん課
〒873-0005 大分県杵築市大字猪尾956番地(杵築市健康推進館)
電話番号:0978-64-2540
ファックス:0978-64-2541
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