能見邸
更新日:2024年03月26日
北台武家屋敷群にある能見邸は、その建築様式などから幕末期のものと推測されます。平成20年から2年に渡り大規模改修が行われ、建築当初の姿が再びよみがえりました。敷地面積1440平方メートル、延べ床面積250平方メートル、屋敷内には玄関の間、上段の間を持つことから見ても、格式の高さがうかがえます。
能見家は、杵築藩主である松平家の出身地である三河国能見(現・愛知県)を姓に取り、5代藩主親盈(ちかみつ)の9男幸乃丞が初代。こうした格式ある家柄を映すように、庭や建物の様式美など、見ごたえのあるものになっています。一方では、美しさだけにはとどまらない、庭を鑑賞するための戸袋の工夫など、表には見えない高度な建築技術も随所に隠れています。
また改修に伴って、喫茶やお土産品など販売するコーナーも設けられるなど、屋敷を多目的に楽しめるようになっています。
施設情報
所在地
〒873-0001 大分県杵築市大字杵築北台208番地1
電話番号:0978-62-0330
営業時間
10時から17時(入場は16時30分まで)
定休日
年末年始
※甘味処「台の茶屋」は、毎週水、年末年始が定休日
入場料
無料
地図
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