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藩校の門

更新日:2024年03月26日

藩校の門の写真
藩校の門内部の写真

「藩校の門」と呼ばれる歴史遺産がそのまま小学校の校門となっています。江戸時代から残る藩校学習館の「藩主御成門」が、現在でも杵築小学校の校門として子供たちを迎えています。このようなケースは全国でも非常に珍しく、藩政の頃から学問に力を入れてきたこの土地の風土が今に続くものです。

その礎を築いたのが杵築藩初代藩主の英親。以来、代々藩主は文教に力を入れ、七代藩主・親賢(ちかかた)は教育の基礎をまとめ1788年に藩校となる「学習館」を設立しました。士族の子弟はもちろんのこと、平民の子弟も藩校へ通うことが許されました。教授には三浦梅園や帆足万里ゆかりの者たちが起用されるなど、質の高い教育を行い、その結果、数多くの人材がここから輩出されました。

学習館はその後明治の廃藩置県によって廃校となりましたが、その気風は「小学校」にも受け継がれ、小学校の敷地内にある藩校模型学習館には「学習館」の復元模型を設置公開しています。

施設情報

所在地

〒873-0001 大分県杵築市大字杵築

入場料

無料

地図

この記事に関するお問い合わせ先

文化・スポーツ振興課 文化振興係

〒873-0002 大分県杵築市南杵築193-1(きつき城下町資料館内)
電話番号:0978-62-5750
ファックス:0978-62-5751

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