杵築市食推さんおすすめ郷土料理 平成28年度7月「おらんだ」

 杵築市食生活改善推進員は郷土料理の研究を行っています。その研究したレシピを掲載します！

7月は「おらんだ」です。

8分の1の分量を食べると

エネルギー：77キロカロリー
塩分：0.3グラム

1. いりこの頭と内臓を取り、割いておく
2. ゴーヤは縦2つに切り、中わたと種を取り除き、5ミリメートルの斜め切りにする
3. なすは2、3センチメートルの斜め切りにする

4. フライパンに油大さじ2杯を入れ、いりこを炒める

5. 次になすを入れ、炒める

6. なすに焦げ目がついたら、ゴーヤを入れ炒め、だし2分の1カップを入れ、中火でふたをして煮る

7. 煮えたら、みそとしょう油とみりんをよく溶かし、回しかけ味をつける

8. 小麦粉大さじ4杯にだし大さじ4杯で溶かし、7.にからめとろみをつける

9. 器に盛って出来上がり

おらんだは杵築の代表的な郷土料理です。今回紹介したレシピの他に小麦粉をだしで溶かず、ふり入れるやりかたもあります。各家庭によって醤油だけの味付けや味噌だけの味付け、砂糖を入れて甘くしたりと様々です。昔は、小麦粉の量がもっと多く、ご飯の代わりに食べていたようです。「おいしい！」と思わず大きな声でおらんだ（叫んだ）から「おらんだ」というようになったという説があります。

ゴーヤにはビタミンCが豊富です。暑さによりストレスを感じやすい夏は、ビタミンCの消費量が増えます。旬の食材を上手に取り入れて、厳しい暑さを乗り越えましょう！