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杵築市食推さんおすすめ郷土料理 平成30年度11月「ひやきのとら巻き」

更新日:2018年10月01日

杵築市食生活改善推進協議会では郷土料理の研究を行っています。その研究したレシピを食生活改善推進員(食推)がご紹介します!簡単なので是非作ってみてください。

11月は「ひやきのとら巻き」です。

今回は昔の代表的なおやつを紹介します。「ひやき」は小麦粉を水で溶いて焼くという今でいえばクレープのようなものです。その「ひやき」にさつまいも餡を入れて巻いたものが「とら巻き」です。季節により、かぼちゃや小豆等を餡にして、旬の味を楽しんでいたそうです。どこか懐かしい味をお楽しみください。

 

ひやきのとら巻き(4本分)

1本分のエネルギー:382キロカロリー
塩分 :0.4グラム

ひやきの材料と分量

材料 分量
小麦粉 2カップ弱(200グラム)
黒砂糖 大さじ4と2分の1(40グラム)
1と4分の1カップ(250cc)
小さじ6分の1
少々

 

さつまいも餡の材料と分量
材料 分量
さつまいも 中2本(400グラム)
砂糖 大さじ1と2分の1(14グラム)
少々
材料の写真

作りかた

1.ふるいにかけた小麦粉に黒砂糖と塩を入れてよく混ぜる。トロっと流れるくらいに水を加えて混ぜる。

小麦粉をふるう写真
生地を混ぜている写真

2.熱したフライパンに油をひき、お玉1杯の生地を薄くのばす。弱火で両面を焼いて「ひやき」のできあがり。

生地を焼いている写真
フライパンの上で生地をのばしている写真
生地をのばした後の写真
生地を裏返した写真

3.さつまいもの皮をむき、2~3センチくらいの輪切りにする。水に30分程さらし、あく抜きをする。

4.鍋に3を並べ、水をかぶるくらい入れる。箸がすっと入る程度に軟らかくなるまでゆでる。

輪切りにしたさつまいもの写真
さつまいもをゆでる写真

5.4のゆで汁をカップ2分の1程残しておく。残りのゆで汁は捨てて、さつまいもをマッシャー等で熱いうちにつぶす。そこへ砂糖と塩を入れて、弱火にかけながらよく練る。パサつくようであれば、残しておいたゆで汁を加える。

さつまいもをつぶす写真
さつまいもをつぶした写真

6.巻きすにラップを敷き、ひやきを置く。その上に5のさつまいも餡を薄く広げ、のり巻きのように巻く。

とら巻きを巻いている写真
とら巻きを巻いている写真
とら巻きを巻いている写真
とら巻きを巻いている写真

7.好みの大きさに切ると切り口が渦巻きになり、とらの模様のようになる。巻くのが難しければ餡を中に挟み半分に折って、ワッフルのようにしてもよい。

とら巻きを巻いている写真
ワッフル型と巻き型の写真

8.お皿に盛ってできあがり。

できあがり写真

※ひやきだけでも美味しいのですが、中に餡を入れるとちょっと豪華なおやつになります。砂糖なしで焼き、黒砂糖を乗せ、4つ折りにして食べていたという家庭もありました。卵を入れないので、卵アレルギーのお子様にもおすすめです。砂糖なしで焼いて、現代のクレープのようにいろいろな具を巻いて食べても美味しいです。

この記事に関するお問い合わせ先

健康長寿あんしん課 市民健康係

〒873-0005 大分県杵築市大字猪尾956番地(杵築市健康推進館)
電話番号:0978-64-2540
ファックス:0978-64-2541
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