令和4年度 山香小学校
更新日:2024年01月01日
山香小学校が令和4年度「人権の花運動」の指定校になりました
令和4年5月26日(木曜日)に令和4年度「人権の花運動」指定書交付式が山香小学校体育館で開催され、山香小学校が指定校として1年間「人権の花運動」に取り組むこととなりました。
人権の花運動
この運動は、主に小学生を対象とした啓発運動で、昭和57年度から実施されています。その内容は、前年度実施校から引き継いだ花の種子、球根などを児童が協力し育てる中で、協力、感謝することの大切さを学ぶとともに、やさしさと思いやりの心を体得させ人権思想をはぐくむことを目的にしています。
また、育てた花を父母や、老人ホームに贈ったり、写生会、鑑賞会を開催するなど、機をとらえて広く人権思想の普及高揚を図ることも趣旨の一つとなっています。
共催
杵築市、杵築市教育委員会、大分地方法務局杵築支局、杵築人権擁護委員協議会、中津・宇佐・杵築地域人権啓発活動ネットワーク協議会
令和4年度「人権の花運動」指定書交付式が開催されました
令和4年度の「人権の花運動」指定書交付式が5月26日、山香小学校(小河正二校長 218名)で開催され、来賓として杵築市長、杵築市教育長、大分地方法務局杵築支局長、人権擁護委員協議会会長が出席しました。
この日は、主に花のお世話をする6年生が出席。永松市長が、児童代表の安永こたろうさんに指定書を手渡し、『綺麗な花を地域の人たちに届けることで、「人権の花運動」の輪を広げてほしい』とあいさつしました。
児童代表のことばでは、わたしたち山香小学校が考えたスローガンは「やさしさと 笑顔で咲かせる 山香の花」です。山香小学校の一人ひとりが、いつもやさしさと笑顔を忘れずに、お互いのことを思いやり、大切にしあって、みんなの心をつなぐ、きずなの花であふれる学校になるようにと考えました。たくさんの花を咲かせることで、私たちの心の中に、たくさんの人権の花も咲かせたいという思いが込められています。このスローガンを達成できるように、お花を大切に育てていきたいと思います。山香小学校の全員で頑張ります。
児童は、「やさしさと 笑顔で咲かせる 山香の花」をスローガンに1年間、マリーゴールドやポーチュラカなどの花の栽培を通して生命の尊さを実感し、その中で、やさしさと思いやりの心を育んでいくことを目的に取り組みます。
令和4年度「人権の花運動」標語
やさしさと 笑顔で咲かせる 山香の花
指定書交付式の様子
指定書交付式全体の様子
交付の様子
児童会長の言葉
記念集合写真
花の苗の植付け作業が行われました
5月31日に人権擁護委員さんたちも参加して花の苗の植付け作業が行われました。
花の苗の植付け作業の様子




育てた花を地域へ配布しました
7月15日に地域の社会福祉施設にプランターを配布しました。
プランターを配布する様子




市民のみなさん、プランターを見かけましたら、山香小学校の児童が一生懸命育てた花です。
児童たちの「やさしさと思いやりの気持ち」を感じていただき、人権について少し考えていただければ幸いです。
種まきや苗の植替え作業が行われました
人権擁護委員さんたちも参加して、種まきや苗の植替え作業が行われました。
パンジーの種まき作業の様子


花の苗の植替え作業の様子


「人権の花運動」感謝状贈呈式が開催されました
感謝状贈呈式が12月6日、山香小学校(小河正二校長 219名)で開催され、来賓として杵築市長、杵築市教育長、大分地方法務局杵築支局長、杵築人権擁護委員協議会会長が出席しました。
この日は、全校児童を代表し6年生が出席。永松市長から感謝状と記念品、釘宮杵築支局長から記念品が児童代表に贈呈されました。
続いて、児童代表がこれまでの活動の取り組みをプロジェクターの映像とともに紹介し、来年度実施校へのメッセージを読み上げ、最後は「エーデルワイス」のハンドベル演奏と合唱をしました。
感謝状贈呈式の様子
贈呈の様子

活動の振り返りの様子
合唱の様子

集合写真
児童たちの感想(一部)
あまりすることのない貴重な経験をすることができて、よい出来事となりました。種から花を咲かせることで成長を感じることができ、自分も成長していくんだな思いました。花を育てること、一つひとつの努力が込められていることを学べ、花一輪だけどもかけがえのないものなんだとあらためて感じられました。花は、土や水、日光などに支えられ育っていき、自分のがんばりと先生たちの支えで咲かせられたので良かったです。かけがえのない気持ちも学べました。
人権の花運動では、花を大切に育てることができました。6年生で水やりなどの分担をして、毎日欠かさずみんなで水やりをしました。1年生と一緒にパンジーを植えて、植えるのは難しかったけど、とても思い出に残りました。花を植えることで私は、とてもやさしい気持ちになりました。
人権の花運動をして、私は花の大切さともらった喜びを改めて感じることができました。地域の施設に花を届けたとき、とても喜んでくれて私もうれしくなりました。最初つぼみだけだった花がだんだんと成長していく様子をみて、花運動をしてよかったと思いました。
まとめ
「人権の花運動」の活動を通して、花のきれいさに心を癒されたり、お世話をして花が大きく育っていくのを見て、充実感や達成感を感じることができました。また、花育ての先生方に出会って花を育てる楽しさも学べました。そして、小さな種から芽が出て苗になって花を咲かせる様子を見ることで、命の尊さにも触れられました。花を育てることを通じて、山香小学校に生まれたたくさんの笑顔と優しさをこれからも引き継ぎながら、さまざまな活動に取り組んでいきたい。
◇山香小学校のみなさん、人権の花運動の取り組みありがとうございました。
市からのお知らせ
人権擁護委員とは?
人権擁護委員は、「人権擁護委員法」に基づいて、国民の基本的人権が侵犯されることのないように監視し、もしこれが侵犯された場合には、その救済のため、すみやかに適切な処置を採るとともに、常に自由人権思想の普及高揚に努めることをもってその使命とし、社会の実情に通じ、人権に理解のある地域住民の中から、市町村長が推薦し、法務大臣から委嘱されます。杵築市では、11名の委員が活動しています。
関連サイト
「子どもの人権110番」(全国無料・共通)
秘密は厳守します。お気軽にご利用ください。
相談内容
学校におけるいじめ、体罰、児童虐待、児童買春など
子どもに関する人権問題
相談電話番号
0120-007-110(全国共通フリーダイヤル)
子どもの人権110番とは
「いじめ」や体罰、不登校や親による虐待といった、子どもをめぐる人権問題は周囲の目につきにくいところで発生していることが多く、また被害者である子ども自身も、その被害を外部に訴えるだけの力が未完成であったり、身近に適切に相談できる大人がいなかったりする場合が少なくありません。
「子どもの人権110番」は、このような子どもの発する信号をいち早くキャッチし、その解決に導くための相談を受け付ける専用相談電話であり、子どもだけでなく、大人もご利用可能です。電話は、最寄りの法務局・地方法務局につながり、相談は、法務局職員または人権擁護委員がお受けします。相談は無料、秘密は厳守します。
関連サイト
この記事に関するお問い合わせ先
人権啓発・部落差別解消推進課 啓発係
〒873-0002 大分県杵築市大字南杵築338番地1(杵築市隣保館内)
電話番号:0978-62-4799
ファックス:0978-62-4799
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