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名誉市民

更新日:2021年10月06日

杵築市では、市民または市と特別に縁故の深い人で、政治、経済、産業、教育、学術、芸能その他杵築市の文化の進展に貢献し、その事績が特に卓絶で、永年市民の敬仰を受け、尊敬に値する人に対し、その功績をたたえ、杵築市名誉市民の称号を贈り、顕彰しています。(杵築市名誉市民条例を参照)

杵築市名誉市民の紹介

一松 定吉(ひとつまつ さだよし)氏 明治8年3月18日生まれ

ひとつまつさだよしの写真

昭和33年8月23日杵築市名誉市民に推挙

略歴

 明治35年明治法律学校卒業、大正9年大審院検事、昭和3年衆議院議員に、連続8回当選、昭和25年より参議院議員に連続3回当選、国務大臣、逓信大臣、厚生大臣、建設大臣を歴任しました。その後、弁護士を開業。昭和48年6月8日逝去。

事績

 永年国政に参画し、国のため幾多の功績を残されました。特に終戦後の混乱期に国務大臣として我が国の復興に尽くされた功績は大きく、国宝的に人物とさえいわれています。
 また、市を思う心から南台の自宅を市に寄附し「一松会館」と名付け、現在は市の文化施設として一般公開されています。
 昭和32年紺綬褒章、昭和39年勲一等瑞宝章受章、昭和47年勲一等旭日大綬章。

綾部 健太郎(あやべ けんたろう)氏 明治23年9月6日生まれ

あやべけんたろうの写真

昭和37年7月20日杵築市名誉市民に推挙

略歴

 大正5年、京都帝国大学法科卒業、東京急行電鉄株式会社取締役、東急会館社長、昭和7年から15年間衆議院議員に当選、戦後、昭和33年衆議院議員に当選し運輸大臣を2期歴任しました。文豪菊池寛とは大学時代の同窓であり、無二の親友であったことは有名です。「末は博士か大臣か」で映画化もされました。昭和47年3月24日逝去。

事績

 政財界の実力者といわれていました。特に多年、国政に参画し、その清廉で敏腕な政治姿勢は、各界の範として畏敬されていました。また、旧杵築市役所庁舎の建っていた地は、氏の寄贈によるものです。
 昭和40年、勲一等瑞宝章受章。

土居 寛申(どい ひろみ)氏 明治15年10月17日生まれ

どいひろみの写真

昭和40年8月3日杵築市名誉市民に推挙

略歴

 明治42年東京大学独法科を卒業、東京、宮崎各刑務所勤務、大正10年当時の朝鮮総督府典獄に転務、昭和7年朝鮮の西大門刑務所長、昭和18年杵築町長。杵築市誌編集委員、杵築市文化財調査委員会会長、杵築史談会会長を歴任しました。昭和50年4月10日逝去。

事績

 郷土史の権威で、杵築藩時代からの古文書をひもとき、解説を加えたり、文化財を調査して「杵築史談」にまとめたり、漸次杵築市の歴史等が判明していることは、氏の努力の賜であり、その功績は絶大なものがあります。
 また、町長時代に「農地開拓営団」を作ったが、これが当市における農地開拓の始まりともいわれている。

八坂 善一郎(やさか ぜんいちろう)氏 明治28年1月23日生まれ

やさかぜんいちろうの写真

昭和54年11月2日杵築市名誉市民に推挙

略歴

 昭和8年早稲田大学政経学部3年を病気のため中途退学、昭和14年県議会議員に就任、昭和21年衆議院議員に就任、昭和22年公職追放により衆議院議員解職、昭和30年より杵築市長に連続5回当選、昭和55年8月29日逝去。

事績

 長年国政や地方自治に参画、中でも杵築市長として5期20年にわたり、地方行政の推進にあたり市の発展に大きく寄与しました。
 また、自衛隊大分県父兄会連合会会長、自衛隊九州地区協力会連合会会長を歴任、自衛隊の育成に貢献しました。
 昭和45年勲四等旭小綬章、昭和46年紺綬褒章、昭和50年勲三等瑞宝章受章。昭和55年9月正五位を叙位されました。

田原 隆(たはら たかし)氏 大正14年9月8日生まれ

たはらたかしの写真

平成16年10月31日大田村名誉村民に推挙(平成17年10月1日より杵築市名誉市民)

経歴

 九州大学工学部土木工学科卒業後、昭和24年建設省に入省。九州地方建設局長などを務めました。退官後の昭和54年、旧大分2区から無所属で衆議院選挙に出馬し、初当選。衆議院議員として6期務め、平成3年11月から平成4年12月まで宮澤内閣の法務大臣を歴任するなど大きく国政に参画しました。平成24年9月9日逝去。

事績

 以前から大田村は陸の孤島と言われ、道路網の整備が急務でした。出身地である大田村のためと国政に働きかけ、予算の獲得に尽力、村政の発展に大きく貢献しました。平成8年勲一等瑞宝章を受章。

石田 徳(いしだ いさお)氏 大正12年7月4日生まれ

いしだいさおの写真

平成16年11月19日杵築市名誉市民に推挙

経歴

 昭和27年東京大学法学部卒業。その後28年間、国家公務員として、経済企画庁参事官、農林水産省九州農政局長等の要職を歴任。昭和57年から5期20年にわたり杵築市長在職。平成21年6月3日逝去。

事績

 昭和57年から市長として、28年間の国家公務員時代に培われた豊富な経験と卓越した識見を十二分に発揮され、高度な政治信念をもって市の農林水産業・商工業をはじめ、教育文化・福祉の向上等に多大な貢献をされました。
 平成15年旭日中綬章受章。

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