磯矢邸
更新日:2024年06月24日
加藤与左衛門(200石)屋敷
磯矢邸(杵築市栗原克実美術館を併設)
藩政時代のこと、このあたりは「北台家老丁」と呼ばれていました。
この屋敷は、『居宅考』によると、宝暦(1751年から1763年)のころは、安西源兵衛が住んでいましたが、寛政の大火(1800年)の後、御用屋敷である「楽寿亭」の一部に組み込まれました。
楽寿亭は、文政7年(1824年)に廃止されましたが、その後、再び武家屋敷になり、明治初年の「藩士住居地図」や加藤家寄贈文書類の調査から加藤与五右衛門(200石)の屋敷だったと分かりました。
屋敷は、明治以降の増改築部分を除き、文政天保期(19世紀前半)のものと思われていましたが、最近の調査で、文久4年(1864年)と刻まれた瓦や、元治元年(1864年)の棟札などが発見されています。
なお、当施設は修復後、平成9年(1997年)4月から一般公開され、また、その施設の一角に「杵築市栗原克実美術館」を設置しており、千葉県出身の故栗原克実画伯から寄贈された貴重な水墨画を展示しています。
施設情報
所在地
〒873-0001 大分県杵築市杵築211番地1
電話番号:0978-63-1488
営業時間
10時から17時(入場は16時30分まで)
定休日
年末年始
入場料
個人 | 団体(30人以上) | |
一般 | 300円 | 240円 |
小・中学生 | 150円 | 120円 |
※共通観覧券対応施設
地図
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