杵築市食推さんおすすめ郷土料理 平成28年度12月「栗きんとんと杵築の雑煮」
更新日:2018年10月05日
杵築市食生活改善推進員は郷土料理の研究を行っています。その研究したレシピを掲載します!
12月は「栗きんとん」と「杵築の雑煮」です。
栗きんとん(8人分)
お正月の定番、栗きんとんは家庭でも簡単に作ることができます。今回は材料が8人分と多めになっています。残ったものをリメイクすることもできます。
1人分を食べると
エネルギー:233キロカロリー
塩分:0.1グラム
材料 | 分量 |
---|---|
さつまいも | 800グラム |
栗の甘露煮 | 160グラム |
砂糖 | 100グラム |
塩 | 少々 |
はちみつ | 大さじ1杯 |
甘露煮の汁 | 100cc |
作りかた
- サツマイモはよく洗い、2から3センチメートルの輪切りにし、皮を厚くむき、水につけあくを取る(皮は輪切りにしたとき白い汁が出るところより内側までむく)
- 栗は実と汁を分けておく
- 1を水切りし、柔らかくなるまで蒸す
- 温かいうちにマッシャーなどでつぶす
- なめらかになるように、ザルなどで裏ごしする
- 5に調味料を入れ、よく練る
- 6に栗を入れ、栗をつぶさないように鍋の底から混ぜる
- に盛りつけ出来上がり
- ※お正月など何回かに分けて食べるときは、6や7を鍋に移し、弱火で焦がさないようにしっかり熱を通すとよい
- ※傷みやすいので、必ず冷めてから、冷蔵庫で保存すること
余った栗きんとんは、市販のパイシートに包んで焼けば「栗きんとんパイ」に、ホットケーキといっしょに食べたり、ホイップクリームを乗せてモンブラン風にとアレンジも楽しめます。
杵築の雑煮(4人分)
お正月に欠かせないお雑煮です。杵築では武家の質素倹約のなごりで、かつお菜と丸餅だけのシンプルなものが定番です。かつお菜は勝男菜とも書き、縁起の良いものとされていました。
かつお菜は緑黄色野菜としてβカロテンを多く含み、ビタミンCも多く、抗酸化性の高い野菜です。また、カルシウムを多く含み、名前の由来となる旨み成分のグルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸を多く含んでおり、だしが要らないとも言われています。
杵築の雑煮の材料 | 分量 |
---|---|
丸餅 | 4個 |
かつお菜 | 120グラム |
昆布と煮干しのだし | 600cc |
塩 | 小さじ4分の1杯 |
濃口しょうゆ | 大さじ1杯 |
※昆布と煮干しのだしの取りかたは下記リンク先ページの「だしの取り方」参照。
杵築市食推さんおすすめ郷土料理 平成28年度5月「山菜おこわ」
作りかた
- かつお菜はよく洗い、葉と茎に2つに切り、ラップでゆるく包み、電子レンジ600ワットで1分30秒加熱する
- 加熱したものを軽く水でさらし、葉は縦に2つに切り、茎はそのまま(大きいときは縦2つ)、2から3センチメートルの幅で切る(この状態で冷凍しておくと、出しがあればいつでも雑煮ができる)
- 昆布といりこのだしを600cc鍋に入れ、しょう油と塩で味付けする
- 3に2のかつお菜ともちを入れ、中火にしてもちが柔らかくなったらできあがり (もちは好みで焼いて入れてもよい)
- かつお菜を下にもちを上にお椀に盛る
この記事に関するお問い合わせ先
健康長寿あんしん課 市民健康係
〒873-0005 大分県杵築市大字猪尾956番地(杵築市健康推進館)
電話番号:0978-64-2540
ファックス:0978-64-2541
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