平成27年度 杵築小学校
更新日:2024年01月01日
杵築小学校が、平成27年度「人権の花運動」の指定校になりました。
平成27年5月15日(金曜日)に平成27年度「人権の花運動」指定書交付式が杵築小学校体育館で開催され、杵築小学校が指定校として1年間「人権の花運動」に取り組むこととなりました。
指定書交付式の様子
人権の花運動
この運動は、おもに小学生を対象とした啓発運動で、昭和57年度から実施されています。その内容は、配布された花の種子、球根などを、児童が協力しながら育成することを通して、協力、感謝することの大切さを学ぶとともに、情操を豊かにし、やさしい思いやりの心を体得させ人権思想をはぐくむことを目的としたものです。
また、育てた花を父母や、老人ホームに贈ったり、写生会、鑑賞会を開催するなど、機をとらえて広く人権思想の普及高揚を図ることも趣旨の一つとなっています。
主催
杵築市
共催
杵築市教育委員会、中津・宇佐・杵築地域人権啓発活動ネットワーク協議会、大分地方法務局杵築支局、杵築人権擁護委員協議会
平成27年度「人権の花運動」指定書交付式が開催されました。
平成27年度の「人権の花運動」指定書交付式が5月15日、杵築小学校(松木教生校長 545名)で、来賓として杵築市副市長、杵築市教育長、大分地方法務局杵築支局長、人権擁護委員、学校関係者など(19名)が出席して、開催されました。
この日は、主に花のお世話をすることになった3年生(95名)が出席。西原副市長が、児童代表の大石禎也(よしや)君(3年生)に指定書を手渡し、「友達と協力して花を育てることを通して、『命』の大切さや、相手を思いやる心の大切さについてしっかり考えてください。」とあいさつしました。
指定書交付の様子

指定書交付式式次第
- はじめのことば【3年生 後藤 麻維(まい)さん】
- 校長先生のお話【松木 教生(きょうせい)校長】
- 「人権の花運動」指定書交付【副市長から児童代表 3年生 大石 禎也(よしや)君へ】
- 杵築市長さんのお話【市長代理 西原 繁朝(しげとも)副市長】
- 人権擁護委員さんのお話【酒井 教子(のりこ)杵築人権擁護委員協議会副会長】
- 来賓の紹介
- 児童代表のことば【3年生 豊田 佑香(ゆうか)さん】
- 歌「ビリーブ」
- おわりのことば【3年生 奥野 瑠璃(るり)さん】
児童代表のことばでは、児童を代表して、豊田佑香(ゆうか)さん(3年生)が、「私たち杵築小学校3年生は、今年1年人権の花運動を担当することになりました。この運動は、花を育てたり、育てたプランターの花を地域の施設やお店などに配ったりする活動です。先日早速マリーゴールドなどの花の苗を植えました。きれいな花が咲くように、一生懸命世話をしたいと思います。私は、きれいな花を見ると、笑顔になれます。とても幸せな気分に包まれたみたいな気がして、少しうれしくなります。だから地域の人たちにも、花を見て笑顔になってもらいたいと思います。笑顔と優しさがいっぱいの杵築になるよう、みんなで力を合わせて花を育てていきたいです。」とあいさつをしました。
児童代表のことばの様子

児童代表のことばが終わったあとには、児童たちのこの1年間の取り組みを応援するために特別ゲストとして人権イメージキャラクターの人Kenまもる君と人Kenあゆみちゃん、大分県人権啓発イメージキャラクターのこころちゃんもかけつけました。そして、みんなで歌【ビーリブ】(花・やさしさ等に関わる歌)を合唱しました。
キャラクターたち登場の様子

歌【ビリーブ】合唱の様子

児童は、「さかせよう 友情の花 つながろう 杵築っ子」をキャッチフレーズに1年間、サルビアやマリーゴールドなどの花の栽培を通して生命の尊さを実感し、その中で、豊かな心をはぐくみ、やさしさと思いやりの心を育んでいくことを目的に取り組むこととなりました。
クラス別記念写真撮影の様子
平成27年度「人権の花運動」標語
さかせよう 友情の花 つながろう 杵築っ子
花の苗の植付け作業が行われました。
指定書交付式終了後、一部残っていた花の苗の植付け作業が、人権擁護委員などの来賓のみなさんたちも参加して行われました。
花の苗の植付け作業の様子
子どもたちの感想
わたしは、花をうえて、心が暖かくなりました。わけは、うえた時、花から気持ちが伝わった気が出てきました。まるでまほうのようでした。またうえる日がくればいいな、そう思いました。私が好きな仕事は花うえです。
薬師寺 心暖さん
私は、人けんの花を育ててうれしかったです。理由は、花がきれいにだったからです。この花がずっとつづけばいいと思います。
尾渡 暖乃さん
他のクラスの花の苗の植付け作業の様子です。
他のクラスでも、各クラスごとに花の苗の植付け作業を行いました。
他のクラスの花の苗の植付け作業の様子
市民のみなさん、プランターを見かけましたら、杵築小学校の児童が一生懸命育てた花です。児童たちの「やさしい気持ち」を感じていただき、人権について少し考えていただければ幸いです。
地域へ花を配布しました。
7月10日に、主に育成を担当していた3年生が育てた花を地域(谷町区・中央区等)に届け、家庭や地域社会の中に人権思想をひろげました。当日は、人権擁護委員さんも参加しました。
子どもからの言葉
私たち3年生は、ちいきに花をおくりました。ちいきの人によろこんでもらうためです。そして、人けんの花運動をひろめるためです。
山本 愛乃さん
風船を作成しました。
11月16日に人権擁護委員さんも参加して、一緒に風船飛ばしセレモニー用の風船を作成しました。
風船作成の様子
平成27年度「人権の花運動」感謝状贈呈式・風船飛ばしセレモニーが開催されました。
平成27年度の「人権の花運動」感謝状贈呈式が11月18日、杵築小学校(松木教生校長)で、来賓として杵築市長、杵築市教育長、大分地方法務局杵築支局長、人権擁護委員、学校関係者など(19名)が出席して、開催されました。
この日は、3年生・4年生が出席。永松市長が、児童代表に感謝状を手渡し、荒金杵築人権擁護委員協議会会長から児童代表に記念品が贈呈されました。
続いて、児童代表からの感想発表、これまでの取り組みをプロジェクターの映像とともに発表、最後はみんなで「いつだって」を合唱し終了しました。
感謝状贈呈式の様子
感謝状贈呈式式次第
- はじめのことば【小関 希さん】
- 校長先生のお話【松木 教生校長】
- 感謝状並びに記念品贈呈式【感謝状を市長から児童代表 酒井 涼英さんへ】
【記念品を荒金会長から児童代表 阿部 美結さんへ】 - 杵築市長さんのお話【市長 永松 悟市長】
- 人権擁護委員さんのお話【荒金 明杵築人権擁護委員協議会会長】
- 来賓の紹介【河野 邦房教頭】
- 児童感想【児童代表:綾部 梗平さん 川野 太雅さん】
- 取組を振り返って プロジェクターで取り組みの発表【3年生】
- 全校合唱「いつだって」
- おわりのことば【吉田 春花さん】
子どもたちの感想
5月15日に人けんの花運動をはじめました。いい言葉をいっぱい言ったら花が育ちます。でも、人けんの花運動で一番心に残ったのは、パンジーなどの花を見てほんとにきれいだなあと感じたことです。
本田 燿さん
ぼくが人けんの花を育てて思ったことは3つあります。1つは、ジョウロに水を入れて持つのがすごく重かったです。2つめは、朝遊びたかったけど水やりをがんばりました。3つめは、ひまわりに身長をぬかされてくやしかったことです。
松井 結槇さん
花に水をあげると、花がうれしいと思います。そして、花がさくとぼくたちがうれしくなります。花を育てるとうれしくてやさしくなります。
松藤 龍哉さん
私が人けんの花を育てて楽しかったことはたねとりです。一つ一つ集中して友だちときょうり力しました。また、したいです。
奥野 瑠璃さん
私が、人けんの花活動をして心にのこったことは、スケッチです。私は赤の花をかきました。けっこういい絵がかけたのでよかったです。
稲吉 日菜子さん
風船飛ばしセレモニー
感謝状贈呈式終了後は、グランドに移動し、「人権の花運動」風船飛ばしセレモニーを実施しました。
児童代表の秋吉 律翔さんの代表の言葉に続き、晴れ渡った青空の下、3年生・4年生の児童が赤・白・ピンクの風船を持ち、会場には人権擁護委員さん、学校評議員さんをはじめ保護者や地域の方々も参加し、たくさんの風船を日本中に飛ばしました。
風船飛ばしセレモニーの様子
まとめ
杵築小学校では、27年度に「人権の花運動」の指定を受け、3年生・4年生を中心に花を植え、水やり、草むしりなどをしながら大きな花を育てることができました。その花を私たちのふるさと杵築市の町並みを一層きれいにあたたかくしようと市内の商店などに配布し、観光客にも杵築のすばらしさをアピールしようと地域の方々に配布して育ててもらうこととしました。
私たちで考えた「さかせよう 友情の花 つながろう 杵築っ子」のテーマのように多くの人たちと友情の花でつながりたいと思ってます。
杵築市立杵築小学校
杵築小学校のみなさん、1年間の取組ありがとうございました。
この記事に関するお問い合わせ先
人権啓発・部落差別解消推進課 啓発係
〒873-0002 大分県杵築市大字南杵築338番地1(杵築市隣保館内)
電話番号:0978-62-4799
ファックス:0978-62-4799
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