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第50回きつき城下町資料館秋季企画展開催のお知らせ

更新日:2025年08月19日

戦後80周年特別企画『郷土の偉人 重光葵と杵築の人々』

企画展の概要

会期:令和7年9月19日(金曜日)から11月4日(火曜日)まで
場所:きつき城下町資料館2階企画展示室
開館時間:午前10時から午後5時まで(ただし、最終入館受付は午後4時30分まで)
休館日:水曜日(期間中の休館日は9月24日、10月1日、10月8日、10月15日、10月22日、10月29日、)
入館料:一般(大学・高校生含む)300円(団体240円)、小・中学生150円(団体120円)

                 

企画展の内容

令和7年度の本企画展で取り上げる郷土の偉人・重光葵(1887~1957)は、幼少期を杵築で過ごし、旧制杵築中学校(現:杵築高校)、旧制第五高等学校(現:熊本大学)を経て、外交官を目指すため東京帝国大学に進学しています。明治44年(1911)外務省に入省後、欧米各国の外交官や中華公使等を歴任し、日本の政治外交に奔走します。特に昭和20年(1945)9月2日には、日本の首席全権代表として、米艦ミズーリ号上での降伏文書への調印をはじめ、国際連合加盟への尽力など日本の戦後復興において大きな功績を残したことで知られています。本企画展では、近年新たに当館に寄贈された重光葵の書や手紙を初公開するほか、杵築高校や北杵築小学校に伝わった直筆の書も交えながら、杵築の人々との交流秘話を残された遺墨などを通じて紹介します。(展示点数:約40点)

企画展の見どころ

1.北台伊東家(旧杵築和洋実践女学校)に伝わった重光葵関連資料を初公開!

故伊東實氏は、旧制杵築中学校時代の重光葵の後輩(第5期生卒)にあたり、令和5年度にご遺族から絵画作品を含む約170点の寄贈を受けました。

2.巣鴨拘置所を仮出所した日に記した書を初公開!

本作品は、令和4年度に奈良県在住の方から寄贈を受け、令和6年度に修復を経て、初公開するものです。書の内容は、重光葵が釈放後の政界復帰に向けた意気込みを語ったもので、戦後復興への想いを感じ取ることができる作品です。

3.大分県立先哲史料館との連携事業

現在、大分県立先哲史料館で開催中の「先哲・重光葵~平和を希求した男の生き様[会期:7/26(土曜日)~9/15(月曜日)]では、杵築高校の生徒が展示や解説パネルの作成等で協力しています。杵築高校生が作成した解説パネル等の一部は、城下町資料館の企画展でも活用を予定しています。また、杵築高校所蔵の「志四海」(昭和32年)の展示は、第29回企画展「無迹庵と重光葵-故郷杵築からの出発-」に出品されて以来、17年振りに城下町資料館にて公開します。

略歴

この記事に関するお問い合わせ先

文化・スポーツ振興課 文化振興係

〒873-0002 大分県杵築市南杵築193-1(きつき城下町資料館内)
電話番号:0978-62-5750
ファックス:0978-62-5751

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